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新型アップルウォッチ、買い換えるなら慎重に

by 黒岩留衣
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今年、ぜひ身に着けてもらいたいものがあります。

それは勿論マスクです。

それとズボンも。

いくらビデオ通話であってもズボンをはくのをお忘れなく。

 

では「アップルウオッチ・シリーズ 6」はどうかというと、これは是非とも着用するほどの必要はないという結論に達しました。

え..?

ちょっと待った。

今年は最先端の腕時計型健康ハイテク機器を購入するにはベストの年ではないのか?と思う方も多いでしょう。

 

左からアップルウオッチ・シリーズ3、SE、シリーズ6

 

ウエアラブル端末は今、感染の初期兆候のチェックから心臓疾患の検知、緊急対応サービスへの自動通報まであらゆることができるようなっています。

確かに、スマートウオッチの中で最上位のアップルウオッチ・シリーズ6はそうしたことが可能です。

しかし、もっと安いモデルにもそうした機能は付いているのです。

 

既に2~3年前のアップルウオッチを持っている人にとっては、この新モデルで得られるメリットはあまりないということです。

スクリーンやバッテリー駆動時間、中核機能は大きく変わってはいません。

また、今年の目玉となる血中酸素濃度の計測機能もあまり正確ではなさそうです。

 

シリーズ6は血中酸素濃度を測定できるが、専用のパルスオキシメーターほど信頼性は高くない

 

さらに、アップルウオッチを初めて購入する人やどうしても買い替えが必要な人には、より価格の安い「SE」と「シリーズ3」の2つの選択肢があります。

先週、WSJの記者がアップルウオッチの全モデルと「フィットビット・センスをテストした結果『ウオッチノミクス』の新説にたどり着きました。

 

それは、「アップルウオッチは3~5年ごとに買い替えるべき」だというものです。

それよりも短い間隔で高い機種に買い替えても、値段に見合った機能は得られないかもしれません。

したがって、自分が必要とする機能について判断した上で、購入することをお勧めします。

 

The Wall Street Journal

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