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新しい唾液検査法はコロナウイルス 感染症のゲームチェンジャーになれるかも

by 黒岩留衣
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アメリカ人はテスト数の不足とテスト結果判明の遅延に対する過去数ヶ月間の苛立ちを経験した後、新しい『唾液テスト』という、彼らがCovid-19に感染しているかどうかを知るための、速くて安価なオプションを獲得ことができました。

 

イェール大学公衆衛生大学院の研究者が作成した『唾液テスト』(SalivaDirect)は、土曜日に米国食品医薬品局(FDA)から緊急使用許可を受けました。

「新型コロナウイルス感染症を迅速に検出するための『唾液テスト』は、希少なテストリソースの需要を減らすゲームチェンジャー(不利な局面を一変させられるアイテム)です」とCovid担当の保健当局者であるブレット・ギロアは述べています。

 

特殊な消耗品を必要とする他のテストとは異なり、『唾液テスト』は特定の綿棒や特殊な収集デバイスを必要としません。

また、複数の企業が開発した試薬とともに使用できます。

イエール大学の疫学助教授、ネイサン・グルーボー氏は「試薬を数ドルで済ませることが可能で、テストを簡略化することもできるため、研究所は1サンプルあたり約10ドルしか請求しないだろうと予想しています」と語りました。

「唾液テストのような安価な代替品が国中に実装できれば、たとえワクチン開発の前であっても、ついにこのパンデミックに対処できるかもしれません」

 

研究者は、新しいテストは3時間未満で結果を生成することができ、精度は従来の鼻腔スワビング法の結果とほぼ同等であるといいます。

彼らは、唾液テストが数週間以内に一般に利用可能になるかもしれないと言いました。

唾液検査法のイメージ図

 

イエール大学は、これらの手順を「オープンソース」として公開する予定です。

つまり、指定された研究所は、イエール大学の指示に従って独自のテストを実施できるということになります。

 

NBAは、新しいテスト法開発のための研究に資金を提供したグループの1つであり、現在、ウイルスの非症候性保菌者をテストするために、この方法を使用しています。

Covid Tracking Projectによれば、唾液テスト法のニュースは極めて重要なタイミングに来ていると言います。

なぜならば、米国の17の州が前週と比較して、より少ないテストを実行しているためです。

 

一部のアメリカ人は、テスト結果を受け取るまでに数日待たなければなりません。

Covid Tracking Projectによると、テストは17州で減少しましたが、テスト陽性率は34州で増加しています。

つまり、実行されているテストの感染割合が高いことが判明しています。

 

したがって、毎日のCovid-19症例数は米国の一部で減少していますが、それらの減少のいくつかは、検査数の減少が原因である可能性が高いと、ハーバード国際保健研究所のアシッシャ・ジャー博士は述べています。

「テスト数が約20%から30%下がったので、ビジョンは少し濁っています」と彼は言いました。

 

より明確なのは、1日あたりのCovid-19による死亡数が1,000人を超えているというアメリカの憂慮すべき現実です。

ジョンズホプキンス大学とCovid Tracking Projectのデータによると、米国では土曜日まで、過去20日間のうち16日間、1日あたり1,000人を超える新たな死者が出ています。

ジャー氏は、死亡率が低下することを切に期待していると述べました。

「しかし、それが一日に800人の死者に下がったとしても、それは毎月24,000人のアメリカ人が亡くなっていることになります」と彼は言いました。

 

最近では、K-12(ケース12:幼稚園から高校卒業までの公費で教育を受けられる期間の総称)の生徒約数千人が、学校内でコロナウイルスに集団感染し、それが原因で数日間検疫する必要に迫られると言う出来事がありました。

米国疾病対策センターは、子供のCovid-19症例は3月から7月まで「着実に増加している」と語りました。

現在、大学生はパンデミックの最中に授業に戻るときに、新たな課題にも直面しています。

 

対面学習を再開している一部の大学では、体温チェック、感染テスト、強制検疫、透明保護シールドを使用して安全性を最大化しようとしています。

それでも一部の専門家は、530万人以上のアメリカ人に感染し、169,000人以上を死に追いやったウイルスを制御するには十分ではないのではないかと懸念を表明しています。

 

ジョージワシントン大学病院の医師兼助教授であるジェームズ・フィリップス医師は「大学生は高校生以下のより若い学生よりも日常生活の自由度がはるかに高いため、教室や生活空間からウイルスを隔離するのが信じられないほど難しくなっています」と述べています。

一部のキャンパスでは、新しい感染がすでに報告されています。

 

ノースカロライナ大学は日曜日、4番目の集団感染を特定したと述べました。

オクラホマ州立大学は、女子寮に住む少なくとも23人の女子学生がウイルス陽性であったと報告しました。

テネシー大学ノックスビル校では、20人の学生と8人の職員を含む28例のアクティブケースを報告しました。

ペンシルベニア州では、ビラノバ大学の学長が学生に厳しい警告を発し、常に手を洗ったりマスクを着用するなどの健康ガイドラインを守っていない学生は「帰宅させる」と述べました。

「そうしないなら、ここにいるべきではない」とピーター・M・ドノヒュー学長は述べました。

 

新しく開発された唾液検査法は、こうした状況を一変させる可能性があります。

唾液検査法のさらなる特徴は「安くて早くて安心」であることです。

現在、米国での唾液検査の費用は60~150ドルですが、この手法ならば10~20ドルと、少なく見積もっても1/3以下に抑えることができます。

検査結果判明までの時間も、従来ならば1〜2日かかるところを、最短2時間、最長でも24時間までに短縮できると言います。

 

また唾液検査であることから、鼻腔の奥まで長い綿棒を差し込んで検体採取する必要もなく、検査者・患者双方にとって安全であり、簡単です。

今回FDAが認可したことにより「唾液検査法」を採用したい医療機関はプロジェクトのWebサイトから申し込み、手順を参照して検査を実施することが可能になります。

非営利で要件を満たせばどの機関も参加でき、新たな費用追加も基本的にはないこのスキームは、感染抑止の切り札として大いに注目を集めています。

 

(参照:CNN


 

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以前、インフルエンザが流行った時、病院で鼻腔サンプル検査をやってもらったことがあるのですが、あれは苦痛でした。

唾液を採取するだけで検査が可能であれば、これは確かに福音です。

新しい唾液検査法の精度は、従来のPCR検査法に比べて94パーセント以上だそうです。

 

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