川崎病と呼ばれる奇病があります。
多くは子供、それも5歳未満の幼児に見られる稀な症状で、全身の血管に炎症が見られるというものです。
現在においても、その原因やメカニズムに謎の多い奇病なのですが、なぜか新型コロナウイルス感染症に関わって、川崎病に酷似した症状を発露する子供たちが報告されています。
川崎病はほとんどの場合、命にまで影響は無いそうですが、新型コロナウイルスに関わると疑われているその症例には死亡例も報告されています。
新型コロナウイルスの場合、なぜか子供は感染しても重篤化したり、死亡したりするリスクは低いそうですが、その反面、川崎病に酷似した奇異な症例が報告されています。
ロイター通信の記事によれば、アメリカとイギリス、イタリアで分かっているだけで100人弱の報告例があるそうです。
子供たちの免疫システムになにかしら特殊な要因が有るのかもしれません。