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ブラジル大統領、群衆に罵声を浴びせられる

by 黒岩留衣
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今回ついにシステムトレード稼働後の初敗北を喫してしまいました。

負けるまでは恐怖感がありましたが、実際に負けてみると思ったよりダメージは少なかったと思います。

一生勝ち続けるなんてことはありえませんし、手痛い敗北をすることもあります。

でもチャレンジしないことには何も変わらない。何も進まない。

変わろうとする覚悟、一歩踏み出す勇気を持ち続けていたいものです。

 

 

 

 

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世界中の政治指導者たちが新型コロナウイルス感染拡大の阻止に躍起になり、時には大国の首脳同士が険悪な状況下に陥ったケースもある中で、南米の雄ブラジルだけは、およそ別の世界にいるような様相を見せています。 

ブラジル大統領のジェイル・ボルソナロはブラジルの各州知事がウイルスの感染拡大を阻止するために厳格な規制を要求する声を一貫して批判し、再開をためらう企業や工場に対して、一刻も早く完全な形での営業再開を強く求めています。

 

ブラジルのジェイル・ボルソナロ大統領

ブラジルのジェイル・ボルソナロ大統領は、土曜日に、昼食を取るためにホットドッグとドリンクを買いに出かけた時、首都ブラジリアの市民にその姿を発見され、取り囲まれた。

CNNが一般投稿者から受け取ったビデオ映像で確認できる限りでは、ボルソナロ大統領はセキュリティチームに囲まれ、店内の離れたテーブルに陣取り、悠然と食べたり飲んだりする姿が映し出されている。

彼の姿をめざとく見つけた見物人たちが、彼を店外のフェンス越しに取り囲み「人殺し」または「ゴミ野郎」と叫んでいる声を聞くことができた。

その後、大統領は、ある時点でふいに向きを変え、後ろを振り返り、群衆に向けて人差し指を左右に振り始めたのが確認できた。

 

ブラジルは、先週末に世界で2番目に症例数の多い国になり、毎日5桁の数字で感染者が発生している。

その1日あたりの増加数はロシアとイギリスの合計を上回る日さえ珍しくない。

ブラジルは昨日、新型コロナウイルスの15,813件の新しい症例を報告し、その総数を少なくとも362,212件に押し上げた。

これまでのところ、国内では少なくとも22,000人以上が死亡している。

 

不幸なことに、ブラジルが新型コロナウイルスの総感染者数で遅れをとっているのは、もはや世界でもアメリカ一国だけになってしまった。

それでもボルソナロ大統領はコロナウイルスの脅威を頻繁に却下し、「ファンタジー」または「ちっぽけなインフルエンザ」と呼んでいる。

 

危機が深刻化し、死者数が増加し続ける中、ボルソナロ大統領は企業に再開を急ぐよう要請している。

また、大統領は、広がりを遅らせるために社会的距離を置く手段を強調している多くの知事を批判してさえいる。

彼は閉鎖と検疫措置の経済的影響が国にはるかに悪い影響を与えると信じているようだ。

 

https://edition.cnn.com/2020/05/25/americas/brazil-coronavirus-manaus-mayor-bolsonaro-intl/index.html

 

公平を期するために追記しておきますが、彼を支持する有権者もいるのです。

それは、例えばアメリカで全国的な自宅待機の行政命令が下った時、経済の再開を求めてデモを行った人がいるように、人の立場は様々です。

決して一様ではありません。

それでも感染者が爆発的に増えるにつけ、ブラジル人の怒りは高まっているようです。

 

1例を挙げるなら、ブラジルで特に感染者が多いとされるマナウス市の市長アーサー・ヴィルジリオ・ネトは、この国で感染拡大が起こった時、大統領に「もう、これ以上口を開かないでください。黙って家にいてください」というメッセージを送ったことがあるそうです。

CNNの記者が彼に対し「今もその気持ちに変化はないのか?」と尋ね、彼は「ノー」と応えました。

そして彼が大統領に贈る新たなるメッセージは次のようなものになるだろうと語りました。

 

「辞任せよ、辞任せよ、辞任せよ」

 

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