明け方になって大きなニュースが入ってきたので、急遽内容を変更してアップロードします。
アメリカのトランプ大統領は、米国のWHOからの正式な撤退を議会とグテーレス国連事務局長に通知したとのことです。
トランプ大統領には、ほど近い自らの大統領選挙に向けて、自身に向けられた批判の目を逸らす狙いがあるものと思われます。
これに対し、メディアは一斉に批判的な論調で反応しています。
確かにWHOのテドロス事務局長には、中国に重心を置きすぎた対応が目についたことは事実だろうと思います。
一方で、アメリカではここにきて感染者と死亡者が爆発的に急増しており、トランプ大統領の決定がアメリカの有権者に受け入れられるかは疑問です。
また、アメリカの正式脱退のニュースと入れ替わるように、ドイツがWHOへの『支持』を表明しました。
速報によれば、在米ドイツ大使館の高官が『批判は構わないが、組織を妨害するかのような行為は歓迎されない』と述べて、国際社会に連帯を訴えるとともに、暗にアメリカを批判するかのような声明を発表したそうです。
実は、アメリカとドイツの外交関係もここ数年で急速に悪化しているのです。
さて、本来ならば今日は『アメリカの国務長官が中国製のソーシャルアプリの使用禁止を検討している』という内容で書くつもりでした。
この話題もアメリカと中国の外交摩擦が一層激化しているという興味深い内容なので、日を改めてアップロードしたいと思います。
余談ですが、トランプ大統領の再選はどう考えても無理でしょうね。