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CDCのガイドライン、二転三転。トランプ氏の圧力か?

by 黒岩留衣
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米疾病対策センター(CDC)は月曜日、新型コロナウイルス感染に関するガイドラインについて、空気中を漂う微粒子(エアロゾル)経由での感染もあり得るとしていた前週末の改定を削除しました。

これまでは感染者との濃厚接触が主な感染経路としていましたが、金曜日にはエアロゾルに関する記述をウェブサイトに追加していました。

 

ところがCDCはこの日、一転してその追加の記述を削除し、濃厚接触や飛沫による感染が主な感染経路だと強調する従来の文言の多くを復活させました。

CDCの報道官は今回の経緯について「草案段階のものが誤って公表された」と説明しており、新型コロナの空気感染に関する助言については、引き続き指針の改定に取り組んでおり、作業が終わり次第公表するとしています。

 

事情に詳しい関係筋によると、CDCは「空気感染はあり得るが、主要な感染経路ではない」と伝えることを目指しているとのことです。

CDCの対応が二転三転していることについて、科学者の間では、企業や学校の再開を早急に推進したいトランプ政権から、政策に都合の悪い提言をしないようにCDCが圧力を受けているのではないかとの懸念が高まっています。

科学者の多くは、過去何カ月にもわたり、濃厚接触に加え、空気中に浮遊するエアロゾルから感染する可能性があることを認めるよう公衆衛生当局に求めてきました。

ハーバード大学の建造物公衆衛生プログラムの責任者であるジョセフ・アレン氏は「CDCがエアロゾル伝播の可能性を認めたとき、潮流は政治から科学へと舵を転じました」と述べています。

「それは人々がCDCを信頼するか否かの分岐点でした」

「即座に後戻りすることは破壊的です」と彼は述べ「落胆せざるを得ません」と語りました。

 

専門家によると、エアロゾルによる感染リスクを低減するには、不動産やビルの管理者は、喚起の徹底や適切なソーシャルディスタンスなど、さらなる追加対策を講じる必要があり、そうした追加的対応についてトランプ氏は「余計な金ばかりかかる」と公然と批判を繰り返してきました。

 

コロナウイルスの感染動向に関する研究によると、濃厚接触が避けられている状況でもウイルス感染が発生している事例が複数確認されています。

 

The Wall Street Journal

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