皆さん、こんにちは。
昨日からの雨がなかなか止まず、庭にすら出られずストレスがたまり気味の日々が続いています。
沖縄では梅雨入りも近いとか…せめてスカッと晴れてほしいですね。
さて、以前に、ニューヨーク郊外に本拠地を置くファインスタイン医学研究所のケビン・トレーシー博士が市販の胃腸薬ガスターの有効成分「ファモチジン」をコロナウイルス感染症の患者に投与する研究を行っているという記事をご紹介しました。(関連投稿)
今回の記事はその続報になります。
レポートの一次ソースは「コロンビア大学アービングメディカルセンター」です。
コロンビア大学はニューヨーク州ニューヨーク市に本拠地を置く古い伝統ある大学で、特に医学部門の研究においては権威のある大学です。
本文中には明記されていませんでしたが、前回ご紹介したトレーシー博士らの研究のネットワークの一環としてのレポートだと思われます。
以下はCNN.comからの引用です。
これが本来は胃腸薬として市販されている商品名ガスターのコロナウイルス 感染症患者に対する臨床試験の最初の報告ということになります。
とはいえ、サンプル数はいまだ少なく、単なる偶然の可能性を否定できないということです。
それでも重篤化のリスクが軽減される可能性があることが示されています。
トレーシー博士の言葉を借りれば「非常に希望の持てる報告」と言えると思います。
死亡や重篤化のリスクを軽減できれば、今現在、私たちが苛まれている社会的ストレスを幾らかでも軽減できると思うからです。
既にギリアドサイエンシスの会長兼最高経営責任者ダニエル・オデイの声明によれば、新型コロナウイルス感染症に効果が期待されているレムデシベルは出荷され始めました。
こうした対抗薬が多く、迅速に普及することを望みます。
道具箱の中身は多い方が良いと思うからです。