今月初旬、欧州委員会は2020年は新型コロナウイルス の感染拡大に伴って、歴史的な景気後退局面に入ると予想、EU27カ国の実質GDP成長率をマイナス7.4%と予想、ユーロ圏はマイナス7.7%と予想しました。
欧州委員会は、今回の予測は感染状況や外出制限措置に関する仮説に基づいて作成され、通常よりも不確実性が高いと指摘。
感染拡大の長期化や、グローバル・バリュー・チェーンや国際協力に対する態度の変化に加えて、英国との通商交渉の行方など、特に下振れのリスクが大きいと発表しました。
今年の景気後退局面は2008年の世界金融危機を大幅に上回ると思われます。
既に、米国レンタカー大手のHurtsが経営破綻するなど、主に観光分野での悪影響は顕在化してきています。