Home 時事ニュース 深刻なコロナ後遺症に苦しむ人々

深刻なコロナ後遺症に苦しむ人々

by 黒岩留衣
5 views
LINEで送る
Pocket

プロダイバー、エミリアーノ・ペスカローロ

プロダイバー、エミリアーノ・ペスカローロは3月にコロナウイルスに感染し、イタリアの都市ジェノアの病院で17日間過ごした後、4月10日に退院した。

現在、退院から3か月後、42歳の男性はいまだに呼吸困難を経験している。

「退院して家に戻って、何週間も経過しても何の進歩も見られなかった。小さな散歩をしていると、エベレストに登るようなものだった」

「話をしているだけでも息が切れた。とても心配だったよ」と彼は言った。

ペスカローロは、ジェノヴァのリハビリ医療施設で現在治療を受けている数十人の元コロナウイルス感染症の患者の1人であり、ある程度の進歩が見られ始めているという。

 

ヨーロッパの大部分で、Covid-19感染のピークは過ぎた。

病院は、もはや緊急の患者で溢れてはいないものの、コロナウイルスの感染を確認または疑った何千人もの人々がいて、数週間または数か月経過した後でも、彼らは完全には回復していないと言う。

一方、ヨーロッパ諸国で、コロナウイルスのパンデミックで最も悲惨な打撃を受けた2つの国、英国とイタリアの保健当局は、コロナウイルス生還者にリハビリサービスを提供し始めている。


コロナウイルスは、肺だけでなく、腎臓、肝臓、心臓、脳、神経系、皮膚、消化管を損傷する可能性のある多系統疾患であることが示されているため、これらは広範囲にわたる必要があるだろう。

ピエーロ・クラバリオ医師と彼の医療チーム


ジェノヴァのペスカローロが参加した感染後のリハビリ研究所の所長、ピエーロ・クラバリオ医師は、5月に地区の病院で治療を受けていた数百人のCovid生存者に連絡を取り始めたと語った。

それらのうち、彼らは現在50人以上を訪問している。

「彼らはICUにいてコロナウイルス感染症のために人工呼吸器を挿管された患者だけでなく、病院で3日ほど入院した後に帰宅した患者もいる」と彼は言った。

クラバリオ医師によると、医師団が訪問した55人のうち8人はサポートを必要とせず、合併症もなかった。

反面、50%は心理的な問題を抱えており、15%はPTSD(心的外傷後ストレス障害)と認められた。


「私を最も驚かせるのは、ICUで時間を費やしていない、一般的に軽症と判断された患者でさえ、肉体的に非常に弱体化しているということです」

「心臓や肺に何らかの問題があるとの証拠はありませんが、彼らは階段を上ることはできません」と彼は言った。

「ほとんどが深刻な筋力の低下を示しています。52歳の看護師は、ウイルス感染症から回復した後、職場に戻らなければなりませんでしたが、身体的にそれを行うことができませんでした」

「ただ、肯定的なことは、私たちのジムで一定期間リハビリトレーニングをした後、それらのほとんどが効率的に回復できるということです」

 

ジェノヴァのヴォルトリ病院にいる​​間、酸素マスクを着用はしたものの、人工呼吸器の挿管まではされていない、またはICUに入院していないペスカローロ氏は、このセンターのリハビリプログラムに参加できて嬉しかったという。

 

「このような病気の後遺症を経験したのが私だけではなかったことを知って良かった」

「私のリハビリは主にセンターのジムで定期的な身体運動を行うことであり、毎回運動の負荷と強度を少しずつ増やしている」

「8月中旬に仕事に戻ることができるといいね」と語った。

 

「私はプロダイバーです。体調が万全で、肺が健康である必要があります。どんなに小さな痛みでも、どんな些細な問題でも、海に潜ることはできません」

ペスカローロ氏は、肉体的には回復傾向にあるにもかかわらず、集中力には問題があり「特に短期的な記憶や、単純なことが覚えていられない」という。

彼は自身の認識力の低下について『非常に心配している』と語った。

 

彼は他の元コビッド患者と語らうことで「他の多くの人々が同様の問題を抱えていることに気づいた」と言った。

「理由はわからない。たぶん、このウイルスが私たちに与えた醜い贈り物なのだろう」

 

(参照:CNN health

PR




ブログランキングに参加しています

にほんブログ村 ニュースブログ 海外ニュースへ

皆様のご協力をお願いいたします。

LINEで送る
Pocket

外信記事を日本語でお届けします