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オレゴン州当局「偽情報を信じないで」

by 黒岩留衣
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オレゴン州当局は、国家を席巻する前例のない大規模な山火事に関して「公式情報源によって検証された情報」のみを信頼し、共有することを公衆に懇願しています。

米連邦捜査局(FBI)は木曜日、オレゴン州で起きている大規模な山火事は「過激派の放火によるもの」だとする虚偽の通報で、消火活動が妨げられていると明らかにしました。

ソーシャルメディアには、山火事と急進左派の活動家ネットワーク「アンティファ」を結びつけようする動きがあります。

 

 

FBIポートランド支局は、同局や地元の法執行機関に「オレゴン州の山火事は過激派が引き起こした」という多数の通報があり、一部について捜査したが事実でないことが分かったと明らかにし、陰謀論や偽情報によって地元の消防や警察の業務が妨げられているとして、そのような通報を強く批判しました。

 

「その噂は野火のように広まった」とダグラス郡保安官事務所は公式Facebookの投稿で述べています。

保安官事務所のスタッフは「アンティファの6人のメンバーが火事を起こしたために当局に逮捕された」という事実に反する噂に関する問い合わせで溢れており、対応に苦慮していると述べました。

 

アンティファが放火犯だとする虚偽の主張の中には、同州の上院議員選に立候補し、落選したポール・ロメロ・ジュニア氏が最初に発信したとみられるものもあります。

ロメロ氏は「私のツイートは100%正確ではありません。ですが、ほとんど正確です」と述べ、放火犯が多くの責任を負っているとの個人の信念に基づき、人々の注意を喚起したかったと述べました。

彼は自己のツイートを削除するつもりはないと付け加えました。

 

CNN

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