デイトナ・スピードウェイで卒業式

昔、80年代に漫画家の新谷薫氏の作品で「ふたり鷹」というオートバイをテーマにした人気作品がありました。

連載当時はこの漫画を読んでいませんでしたが、後に単行本で愛読した作品でした。

この作品中で主人公の沢渡鷹がライバルの東条鷹とともに、デイトナ200マイル・スーパーバイクレースに出場するシーンがあります。

このシーンに登場するデイトナ・スピードウェイは、当時のモータースポーツファンにとって、憧れのサーキットではなかったでしょうか？

今回は、そんなサーキット場に関する話題です。

フロリダにある２つの高校の生徒は、他にはちょっと例のない変わった卒業式を行う予定である。

デイトナ・インターナショナルスピードウェイの会長であるチップ・ワイル氏が、地元の高校の卒業生を称えるドライブスルー卒業式を計画しているからだ。

ワイル氏によると、スタジアムのスピーカーから名前が呼ばれると、生徒とその家族は自分の車に乗ってフィニッシュラインを横切り、窓から卒業証書が渡されるという。

「これは一生に一度の機会です」と彼は言った。

式典はスピードウェイのAMラジオで放送され、卒業生は車でそれを聞くことができる予定である。

「それから、彼らはスピードウェイの周りをゆっくりと周回します。そして、車はピットロードで終着し、そこでハットトス（帽子を高く投げ上げる卒業式の伝統行為）をします」とワイル氏は言った。

デイトナでの卒業式に参加するマタンザス高校のハンター・ペレスは、決して忘れることのないイベントになるだろうと語った。

「スピードウェイで卒業写真を撮るのが一番楽しみだと思う。他の人に見せることができるもの。そしてずっと忘れられない記憶になるでしょう」と彼は語った。

最近のニュースはコロナウイルスに関するもので塗りつぶされています。

大抵は胃が痛くなるような憂鬱なニュースがほとんどですが、たまに明るい話題のニュースがあるとホッとしてしまいます。

きっと彼らにとって、忘れられない卒業式になりそうです。