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WHO、子供達が発症する奇異な症例に「困惑」している

by 黒岩留衣
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川崎病と呼ばれる奇病があります。

多くは子供、それも5歳未満の幼児に見られる稀な症状で、全身の血管に炎症が見られるというものです。

現在においても、その原因やメカニズムに謎の多い奇病なのですが、なぜか新型コロナウイルス感染症に関わって、川崎病に酷似した症状を発露する子供たちが報告されています。

川崎病はほとんどの場合、命にまで影響は無いそうですが、新型コロナウイルスに関わると疑われているその症例には死亡例も報告されています。

 

金曜日、世界保健機関(WHO)のテクニカルリーダーであるマリア・ヴァン・ケルホフ博士は、現在、多系統炎症シンドロームC(MIS-C : Cは子供を意味する)と仮称される新たに特定された症例に対し「少し困惑している」と述べている。

 

「我々はこの炎症シンドロームについて、ほとんど何も知らないからです」と博士は述べた。

WHOは、ひとまずこの症例を定義し、その定義について説明した。


「臨床医はこの症例定義を使用して、その定義に適合する子供の数を決定する必要があります。次に、それらの各患者から収集された特定のデータが必要です」と彼女は記者会見で述べた。

「まずはこの炎症シンドロームがCovid-19に関連しているかどうかを理解する必要があります。以前にも述べたように、Covid-19に陽性反応を示していない子供もいれば、そうでない子供もいるのです」とヴァン・ケルホフ博士は付け加えた。

「そのため、今は少し混乱している状況ですが、さらに多くの情報が出てくるでしょう」

 

世界保健機関(WHO)のテクニカルリーダー、マリア・ヴァン・ケルホフ博士

WHOの緊急プログラムの最高責任者であるマイク・ライアン博士は、この症候群がいわゆるポストウイルス症候群なのか、それとも感染の直接的な結果なのかすら明らかではないと述べた。

 

「我々は、これらのまれな症例が、ウイルスに直接関連しているかどうか、そしてウイルスが細胞や臓器に直接攻撃しているかどうか、あるいはウイルスに対する免疫反応の結果なのか、見極めている状態です」と彼は言った。

 

ライアン博士は、これをエボラウイルスとエボラ出血熱との関係に例えて説明した。

「出血を引き起こすのはウイルスではありません。多くの場合、血液の凝固能力を低下させるのは、ウイルスの存在に対する免疫反応です」

ライアン博士はまた、世界的なコロナウイルスの症例数が増えるにつれて「より稀な症候群の存在に気づくようになるかもしれない」と語った。

https://edition.cnn.com/world/live-news/coronavirus-pandemic-05-15-20-intl/index.html

 

新型コロナウイルスの場合、なぜか子供は感染しても重篤化したり、死亡したりするリスクは低いそうですが、その反面、川崎病に酷似した奇異な症例が報告されています。

ロイター通信の記事によれば、アメリカとイギリス、イタリアで分かっているだけで100人弱の報告例があるそうです。

子供たちの免疫システムになにかしら特殊な要因が有るのかもしれません。

 

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