今日は毎日新聞に記載された記事から引用を始めます。
毎日新聞の5月23日の記事からです。
この記事を読むだけなら、中国のワクチン開発が順調に進んでいるかのような印象を受けます。
ところがCNNに、この中国製ワクチンの安全性に疑問を呈するような記事が掲載されていました。
以下、CNNからの引用です。
なんか、怖いことを言ってるような気がして調べてみました。
ランセットのホームページの中の該当する報告はこちらです。
確かに「全体の9パーセント(10人/108人)がグレード3のレベルで」なんらかの副作用を訴えていました。
ところで、副作用のグレード3って何?と思うでしょう?
これも調べてみました。(参照元:こちら)
- Grade 1 軽症; 症状がない, または軽度の症状がある; 臨床所見または検査所見のみ; 治療を要さない
- Grade 2 中等症; 最小限/局所的/非侵襲的治療を要する; 年齢相応の身の回り以外の日常生活動作の制限
- Grade 3 重症または医学的に重大であるが, ただちに生命を脅かすものではない; 入院または入院期間の延長を要する; 活動不能/動作不能; 身の回りの日常生活動作の制限*
- Grade 4 生命を脅かす; 緊急処置を要する
- Grade 5 死亡
*)身の回りの日常生活活動の制限とは、具体的には
- 着衣・脱衣が自力でできない
- 自力で食事が取れない
- 自力でトイレに行けない
- 自力で薬剤を摂取できない
という状態を言うそうです。(参照元、同上)
つまり、中国製のワクチンを投与された約1割の人はなんらかの重大な副作用を報告したことになります。
これで安全性が確認されたと言うべきなんでしょうか?