2020年の大統領選挙の結果は、ゆっくりではありますが、順調に進んでいます。
この投稿は、トランプ大統領と民主党のジョー・バイデン候補に残されている勝利への道をわかり易く示すための地図の修正です。
今後、数時間あるいは数日のうちに、実際の開票結果に基づいてこれらの地図は更に修正され、残された勝利への可能性の道筋を示していきます。
エジソンリサーチは、スイングステートと呼ばれる激戦の予想された7つの州に着目しました。
これらのうち、コロラド、ミネソタ、ニューハンプシャーがバイデン候補に、アイオワ、フロリダ、テキサス、オハイオがトランプ大統領に流れました。
その結果が以下の地図です。
青は民主党のバイデン候補、赤は共和党のトランプ大統領がそれぞれ獲得した州であり、黄色は勝者が定まっていない州です。
しかし、もう1つの重要な州は、夜の間に反転する可能性があるように見えます。
それは、バイデンが現在リードしているアリゾナ州です。
アリゾナ州を青でシェーディングすると、次のようになります。
では、トランプはそこからどのように勝利の道を模索することができるでしょうか?
いくつかの架空の地図を作成しましょう。
フロリダとテキサスで勝利を獲得したことで、トランプの勝利への道は確実に開かれました。
たとえば、トランプが2016年に勝った南部の主要な州、ジョージア州とノースカロライナ州でも勝つことができれば、国選挙人団で実際にわずかに先行することになります。
現在、ジョージア州ではトランプが12.2ポイントのリードであり、ノースカロライナ州では1.4ポイントのリードです。
トランプがこの2つの州でこのまま逃げ切ったと仮定しましょう。
このようになります。
ここでトランプが選挙人団の数で逆転しました。
この時点でトランプはアリゾナを失ったと言う仮定に立っています。
残る未決定の州はネバダ・ウイスコンシン・ミシガン、そしてペンシルバニアです。
トランプが選挙人団の過半数の270に到達するには、残りの選挙人票のうち23票が必要になります。
つまり、ペンシルベニア州の動向がさらに重要になります。
トランプは現在ペンシルバニア州で12.7ポイントリードしています。
推定される開票率は74パーセントです。
トランプがペンシルバニアを取ったと仮定するとこうなります。
ご覧のようにトランプ氏が俄然優勢になります。
過半数の270の選挙人団を確保するまでには至りませんが、ネバダ州とウイスコンシン州は大接戦です。
ミシガン州ではトランプが約15ポイントの大差でリードしていますので過半数を獲得する可能性に大きく近づくと見られています。
ただし、ペンシルバニア州はバイデンが有利であろうと伝えられている郵便投票を多く残していると伝えられています。
従って、トランプがペンシルバニア州を制覇できるか否かは依然として不明です。
では、トランプがペンシルバニア州を失った場合、勝利する可能性は無くなるのでしょうか?
どうやら、そうではないようです。
たとえ、ペンシルバニア州を取れなかったと仮定しても、トランプは現在、ミシガン州で大きく優勢であり、接戦のウイスコンシン州も奪う可能性が十分にあります。
もしも、トランプが、このアッパーミッドウェストの二つの州の選挙人団を獲得できたと仮定すると以下のマップになります。
ご覧のようにトランプは過半数の選挙人団の確保に到達します。
他の言葉で言い換えるならば、この状況はトランプに有利だと言うことです。
The Washington Post
正直に申し上げて驚きの展開なのですが、管理者の目からもトランプ大統領が優位に見えます。
上院選も民主党は1議席しか伸ばせておらず、下院選に至っては予想外に議席を失っています。
※文章を短くわかりやすくするために、敢えて管理者の言葉による解説に修正しました。
本文に忠実な訳にはなっていません。