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アマゾンが処方薬を販売へ

by 黒岩留衣
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Amazon.comは火曜日、プラットフォーム上の新しい店舗を通じて顧客に処方薬を提供する新しいサービスを開始すると発表しました。

これにより、eコマースの巨人のヘルスケアにおけるプレゼンスが拡大し、従来の小売業者の領域がさらに侵害される恐れが指摘されています。

 

アマゾンが薬局分野にさらに参入するための取り組みは、製薬会社ピルパックを買収してから約2年後のことであり、より多くの消費者を頻繁に自宅に留め、生活用品のオンライン注文を後押ししてきたCovid-19パンデミックと一致した流れの中にあります。

 

このニュースは火曜日に他のドラッグストア企業の株価を圧迫しました。

CVSヘルスコーポレーションで6.9%、ウォルグリーン・ブーツ・アライアンスで8.6%、ライト・エイドコーポレーションで14%も株価を押し下げました。

 

アマゾンからの圧力が、メーカーから薬を購入し、薬局に治療薬を出荷する企業の利益を損なう可能性があるという懸念から、医薬品販売業者のカーディナルヘルスとマッケソンコーポレーションの株価はそれぞれ7.1%と4.7%下落しました。

一方、アマゾンの株価は1.1%上昇しています。

 

「多くの人々が自宅から日常の用事を完了することを望んでいるので、処方薬はアマゾンオンラインストアへの重要で、かつ必要な追加品目となりました」と北米アマゾン上級副社長ダグ・ヘリントンは声明を述べています。

利用者はウェブサイトやアプリで処方箋薬を購入でき、有料のプライム会員は注文から2日で無料配達を受けられるようになります。

保険がない人でも後発医薬品(ジェネリック)は最大80%、新薬は最大40%の割引を受けられ、薬剤師が毎日24時間体制で質問に応じるサービスも提供すると述べています。

 

アマゾンは、アマゾンファーマシーの顧客は、依然としてこれからも医療プロバイダーからの薬の処方箋を必要とするだろうと言いました。

アマゾンによると、このサービス(アマゾンファーマシー)は、多くのオピオイド(麻薬性鎮痛薬やその関連合成鎮痛薬)を含む特定の管理医薬品の提供は行わないとしています。

 

ほとんどのアメリカ人は今でも伝統的なドラッグストアで処方箋を記入しています。

保健調査会社Iqviaのデータによると、2018年の薬局での米国の処方薬の売上高は合計3,360億ドルでした。

サントラスト・ロビンソン・ハンフリーのデータによると、3月の処方箋市場における通信販売の総売上高は前年比21%増加し、処方薬市場のシェアでは5.8%になり、少なくとも2年間で最高の占有率になりました。

 

アマゾンファーマシーの登場により、製薬分野における同社の役割がさらに強化されます。

2018年、アマゾンはオンライン薬局のピルパックを7億ドル以上で購入し、全国のオンライン処方箋に対応できる体制を整えました。

アマゾンは何年もの間、薬局事業への参入を検討していたと、ウォールストリートジャーナルは当時、この問題に精通している人々の談話を引用して報じました。

 

ウォルグリーンの最高経営責任者ステファノ・ペッシーナ氏は処方箋薬のキー・プレーヤーとしてアマゾンに懐疑的でした。

「薬局の世界は、特定の薬やパッケージを提供するだけではなく、はるかに複雑です」と彼は述べています。

「私は、物理的な薬局の役割が今後も非常に重要であり続けると強く信じています」

 

モーニングスターの上級アナリストR. J. ホットヴィは、アマゾンの医薬品へのより深い参入はドラッグストア業界にすぐに脅威を与えるものではなく、アマゾンが市場シェアを獲得するには今少し時間がかかるだろうと述べています。

「薬局の顧客獲得のプロセスは、他のいくつかの業界とは少し違います」と彼は言いました。

「この業界で顧客との信頼関係を築くには時間がかかると思います」

 

The Wall Street Journal

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