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トランプ政権の「ワープスピード」作戦

by 黒岩留衣
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ワープスピード作戦

 

なんか好ましい響きがします。

男心をくすぐるというか、カッコいいというか。

スタートレックやら宇宙戦艦ヤマトやら、銀河英雄伝説やらに決まって登場するあの「ワープ」ですよ。

今回はトランプ政権が「ワープスピード作戦」なるものを準備しているという話題です。

 

 

国立アレルギー感染症研究所所長のアンソニー・ファウチ博士によると、トランプ政権は「ワープスピード作戦」と呼ばれるコロナウイルスのワクチン開発を加速させる計画を準備しているという。

ファウチ博士によれば、トランプ政権のワープスピード作戦は、来年1月までに1億人分のワクチンを製造する目標を掲げているそうだ。

木曜日の朝のニュースショーに出演したファウチ博士は、彼自身がそのプロジェクトに関与しているチームの一員であると発言した。

 

「我々のワクチン開発は今、治験の初期段階にあります。これをフェーズ1と呼んでいます。そして次のフェーズに進む時、我々は安全に、且つ慎重に、されど可能な限り迅速に、それが有意であるか否かの回答を得ようとします。そしてフェーズ2で望ましい回答が得られた場合、企業は量産体制に移行します」と述べ「ですが、製造に着手する前に、回答が得られるのを待つ必要はないのです。有意な回答が得られると信じて先に量産すれば良いのです」と説明した。

 

彼の説明によれば、この作戦によりワクチン開発に必要な期間を最大で8ヶ月も「ワープさせる」事が可能になるという。

更に、民間の製薬会社と政府機関、軍が連携することにより、来年1月までに1億人分のワクチンを準備する事は「十分に可能」なのだという。

 

ファウチ博士は「私は1月だか2月だかに、ワクチン開発には一年から一年半ほどかかると発言しました。この計画が上手くいけば、概ねそのようになるでしょう」と語った。

https://edition.cnn.com/world/live-news/coronavirus-pandemic-04-30-20-intl/index.html

 

ワープスピード作戦、簡単に説明すれば治験に必要なフェーズ2の結果を待つ前にワクチンの大量生産に踏み切ろうという作戦です。

随分思い切ったことをするなあ、という印象ですが、これもアリかなとも思います。

非常時ですしね、国民の理解は得られやすいと思います。

 

具体的には、ワクチン開発チームに公的資金を投入してワクチンの製造を支援しようということなのですが、だからといってフェーズ2で望ましい回答が得られるとは限りません。

その場合は、その時点までに製造していたワクチンは全量破棄されることになります。

この点はアメリカ政府も承知していることなので、公的資金を投入する開発チームは複数に上るそうです。

 

博士の言葉を借りれば「少なくとも1ダースほど」になるとか。

 

日本の報道で、来年1月までに完成すると想定されるワクチンの本数が「1億本」とも「数億本」とも報道された理由は、ワクチン開発に失敗する企業がどれだけ出るか、現時点では未知数だからです。

 

少なくとも「1億本」程度は可能で、運が良ければ「数億本」もあり得るという、ある意味、非常にアバウトな計画になっているわけです。

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