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ジョンソン&ジョンソンのワクチン、第三フェーズ治験入り

by 黒岩留衣
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1回の接種で人々を保護することを目的とした最初のコロナウイルスワクチンは、最大60,000人の参加者を募集する国際治験に進みます。

製薬大手のジョンソン&ジョンソンが開発中の実験ワクチンは、それらが有効かつ安全であるかどうかを決定する米国での大規模な第3相試験に入る4番目のワクチンです。

J&Jの最高科学責任者であるポール・ストッフェルス博士は、年末までに結果を得るのに十分なデータが得られるだろうと予測し、同社は来年10億回分を製造する計画であると語りました。

 

他の3つのワクチン候補は既に有利なスタートを切っており、これらの第三フェーズ治験は夏の初めに開始されましたが、J&Jの一部門であるヤンセンファーマーによって開発されているワクチンには、安全で且つ効果的であることが証明されれば、管理と配布が容易であるという優位な点があります。

 

米国でテストされている他のワクチンは、防御免疫応答を誘発するために、最初のワクチン接種から3〜4週間後に2回目の接種を必要とします。

一方、J&Jワクチンは1回の接種で人々を保護することを念頭に設計されているので、人々にかかる肉体的・精神的負担を軽減することができます。

 

さらにJ&Jワクチンは、液体の形で、つまり冷蔵庫の温度で3か月間保管することもできます。

一方、最有力候補の2つのワクチン候補は、長期間保管するために凍結または超低温で保管する必要があります。

これは管理とロジスティックの両面で発生するであろう懸念を軽減しうるため、先行するワクチン候補に比べて大きなアドバンテージであると見られています。

さらにワクチンの接種が1回で済むことは、第三フェーズ治験がそれだけ短期間で完了しうる可能性があることを意味します。

 

他の3つのワクチン候補は有利なスタートを切っていますが、J&Jのワクチンは、安全で効果的であることが証明されれば、管理と配布が容易になる可能性があります

 

J&Jは、他のワクチン会社と同様に、研究者が安全かつ効果的であるかを判断するための詳細な情報を含む、治験の完全な手順を公開することを約束しました。

公開される手順には、独立検証委員会が試験の過程でデータを検証し、成功または失敗の明確な初期信号があったかどうかを確認するためのルールも含まれています。

 

J&Jの第三フェーズ治験は、米国の他の第三フェーズ治験の初期設計の2倍の規模になるように計画されています。

ファイザーも先頃、44,000人の多様な参加者を含むように計画の拡大が発表されました。

米国での他のコロナウイルス治験は多様な人的集団を採用するのに苦労していたので、J&Jワクチンの治験の規模の大きさと国際的広範囲性は、今後のワクチン開発レースに利点を提供する可能性があります。

 

The Washington Post

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